ステップ1.自己資金をつくろう
1,自己資金のめやすは、購入価格の20%以上
自己資金とは、借人金以外に自分で調達できるお金のこと。
「頭金」としてまず支払うことが多い。―般的に『自己資金のめやすは20%』
と言われている。
生活を続けながらローンを支払うとしめことや、不動産取得には物件価格以外にも
諸費用や税金がかかることを考えると、自己資金があれば安心だ。
また昨今は、「頭金ゼロ」をうたう広告もあるが、その場合はローンを上乗せ
して組むことになる。
将来的に確実な収人の見込みがある場合以外は、慎重に検討しよう。
2,自己資金を貯める上手な方法は?
お金を貯める―番確実な方法は、給与天引きや自動積立で、自動的に強制的に
積み立てること。3―5年をめどに短期集中的に、安全で確実に積み立てられ、
融資を受ける際に有利なものを選ぼう。
●銀行などの積み立て商品
都市銀行、地方銀行の―部などで受け付けている「積立定期預金」、信用金庫、
信用組合、JA(農協)などの「定期積金」など。株式などを利用した、
資産が減少するリスクのある商品よりも、できるだけ安定運用型の金融商品を選ぽう。
●財形貯蓄制度
サラリ―マンの場合、会社に財形貯蓄制度があればこれを利用。
この制度には財形貯蓄・財形年金貯蓄・財形住宅貯畜の3種類 がある。
住宅取得が目的なら財形住 宅貯蓄 (加人資格は満55歳未満の 労働者)。
元利合計550万円まで非課税の特典がある。